ゲストAチャンネル【変なビジネス書の読書家】

閲覧すると、変なビジネス書について、ゲストAチャンネル独自の書籍要約を読むことができます。複数の書籍の共通項が正解と信じる読書家です。ビジネス書のジャンルは、心理学・経済・作業効率化など、マクロからミクロまで扱います。「ゲストAのビジネス書の要約」で意見や感想を書き込むと「コメント」を差し上げるかもしれません。ツイッター:@A92883221

ANAで500万人のお客様対応をしたマナー講師に聞く、良い人間関係づくりとは?「100%好かれる1%の習慣」(松澤萬紀)

■悩みの80%は人間関係
カナダの精神科医のエリック・バー博士は、人間の悩みの80%は人間関係であると主張している。この80%をなくす、1%の人間関係の法則とは。

■別れ際のプラスアルファ
別れ際の1秒間(ラスト・インプレッション)が小さな感動と余韻を残す。日本の武道に「斬新」という言葉がある。技を終えた後も、心を切らさないで、余韻を残す。人間関係にも斬新が重要である。例えば、雨で足元が滑りやすいのでお気を付けて、今日は寒いのでお風邪を召しませんように、など。このような相手の気持ちに寄り添ったプラスアルファの一言を意識する。

■相手が少し得をすることをさり気なくできる人
「人から慕われる人は、周囲に良い情報をプレゼントしている」と著者の先輩のマナー講師は主張している。さり気ない情報のプレゼントは、人の心を温かくする力がある。

■三角褒めは、最強の褒め言葉
アメリカの科学の雑誌「ニューロン」には、次の研究結果が掲載されている。褒められると人間の脳は、現金を受け取った場合と同じ部位が活性化する。科学的にも「褒め」の効果は裏付けされている。オススメの褒め方が、第三者の声を使う「三角褒め」である。これは、直接「今日の講演は良かったですよ」と褒めるよりも「生徒の66%が先生の話はすごく分かりやすいと言っていました」と第三者を介して褒めた方が数段、効果がアップする。周囲の人が言っていたと伝える方が、信ぴょう性が増して、お世辞にならないで済む。

「100%好かれる1%の習慣」(松澤萬紀)