ゲストAチャンネル【変なビジネス書の読書家】

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食事法でガンを治した内科医に聞く、1日3食で起きる悪いこととは?「空腹こそ最強のクスリ」(青木厚)

■1日3食は間違い
元々、1日3食は明治以降の習慣である。江戸時代は1日2食だった。3食だと、食事の間隔が5〜6時間になる。消化されるまでが食事であるため、腸や肝臓への負担がある。食事の消化に少なくとも5〜6時間必要である。つまり、3食だと腸や肝臓は休む暇がない。加齢と共に、腸や肝臓へのダメージが増加する。

■空腹時間が重要
カロリー計算よりも、空腹時間が重要である。空腹時間は16時間必要である。空腹時間が16時間を過ぎると、オートファジーという細胞内のタンパク質を分解して再利用するスイッチが入る。体が活性化して若返り、老廃物がエネルギーとして消費される。

16時間に睡眠時間を組み込む。寝る前の4時間と睡眠時間8時間と起きた後の4時間で、16時間を達成する。6時に起床して、10時に朝食を食べて、18時に夕食にして、22時に就寝する。

■困ったら素焼きのナッツを食べる
この理由は、良質な脂肪分、食物繊維、各種ビタミンが取れるスーパーフードである。さらに、不飽和脂肪酸がオートファジーを活性化させる。

■糖分がもたらす毒
現代人は糖分を摂り過ぎている。糖分は、ドーパミンとベータエンドリフィンの分泌を加速させる。ドーパミン報酬系で快楽物質である。ベータエンドルフィンは脳内麻薬と言われている。糖分を摂ると、脳内で快楽になることが組み込まれている。糖分は依存性と中毒性がある。糖分を摂り過ぎると、血糖値が急上昇して、眠くなる。白米や小麦粉や砂糖ではなく、玄米や黒砂糖を摂る。

糖分がもたらす病気として、脂肪肝と糖尿病がある。余計な糖分は肝臓にて中性脂肪になる。肝細胞に30%脂肪が貯まると、脂肪肝になる。日本人の4人に1人が脂肪肝になっている。脂肪肝は、肝硬変や肝臓ガンに繋がっていく。一方の糖尿病は、日本人の6人に1人である。糖尿病の恐ろしさは、合併症のリクスが非常に高いこと。糖尿病きっかけで、心筋梗塞認知症を引き起こす。だが、糖質制限をすると、筋肉量が減るため、これを推奨していない。

「空腹こそ最強のクスリ」(青木厚)