ゲストAチャンネル【変なビジネス書の読書家】

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YouTube登録者300万人に聞く、プレゼンの極意とは?「僕たちはどう伝えるか」(中田敦彦)

■なぜプレゼン力が必要なのか
豊臣秀吉は、武力では他の武将に圧倒的に劣っていたと言われている。にも関わらず、日本一出世した理由は、プレゼンの才能があったこと。あらゆる手段で説得をして、勝敗を左右する重要な人物を自分のチームに組み入れて、戦国時代のプレゼンである「調略」により勝利を重ねた。このため、自分の才能に自信がない人こそ、プレゼンの力を磨くべきである。

プレゼンの極意。
A.何を伝えるかよりも、どう伝えるか(WhatよりもHow)
人間は言葉よりも人を見ている。誰がどんな表情で言うかが重要である。プレゼンでは言葉を発する前に、勝負が決まる。原稿は読まないで、相手の顔を見る。

B.プレゼンでは準備が90%
専門用語と気取ったカタカナ語は絶対に使用しない。3〜6歳で理解できる言葉を使用する。短く話すために、制限時間を設定する。プレゼンの出来が悪いなどの言い訳はしない。プレゼンの準備とは、リハーサルをすること。この理由は、人によって響く内容が違うため。最も人の心を掴む内容は、失敗談である。

C.プレゼンの進行では、結論を先に言う
相手にとってのメリットを示す。聞き手にクローズドクエッションをして、参加している感覚を与える。例えば「肉と魚どちらが好きですか」と聞いて、どちらでも対応可能にしておく。つまり、プレゼンは話し手と聞き手の共同作業である。

D.プレゼンの技術
紙資料の事前配布はしなくて良い。声量は大きく、強弱を付ける。スピードに緩急を付ける。大事な箇所は静かに言う。

「僕たちはどう伝えるか」(中田敦彦